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				 ジャガー・ルクルトが創り出すレディースウィッチの世界皆様こんにちは。 
 久屋大通店の土田です。今回は、ジャガー・ルクルトの製造するコレクションのうち、”ランデヴー”シリーズについてブログにしてみたいと思います。が、その前に腕時計の歴史についても少しお話させてください。 腕時計の歴史を深く掘っていくと、様々な興味深い話を見つけることが出来ます。 このブランドはいつからあるの? 
 世界で初めて作られたダイバーズウォッチは?
 この新しい機構を初めて搭載したモデルは?そんなお話がたくさん溢れていて、時計愛好家の皆さまは深い知識をお持ちの方がとても多いように思います。 しかし、この話を知っている方は少ないのでは? ”腕時計を最初に着用・愛用したのは女性である” というお話です。 
 今回の記事では、腕時計の歴史とジャガールクルトが生み出したレディースウォッチコレクションについてのお話を交えてお話していこうと思います。腕時計の始まり当然、時計という道具には現在のような腕に乗せられるほど小型ではなかった時代があります。 
 自然環境を利用した原始的な時計に始まり、職人の手によって教会や駅に巨大な時計を設置し、それを小型にして懐へ入れる。
 懐中時計となるまでにもかなりの年月がかかっています。
 その後、”時間管理のしやすさ”という観点から腕時計の開発がされますが、あくまで軍用に止まり、世間に広く普及することはありませんでした。
 そして、1930年代になってようやく軍用時計の枠組みを超えた、大衆向けの腕時計が徐々に広まり始めました。ここまでが、男性用腕時計のとてもざっくりした歴史です。(諸説あります) 
 もう少し詳しく知りたい方はこちらをご確認くださいませ。さて、では最初のお話に少し戻ります。 
 腕時計を最初に着用したのは女性であるという事、そこにジャガールクルトはどのように絡んでくるのでしょうか? ジャック=ルイ・ダヴィッド さかのぼること1800年頃、かの有名なフランス皇帝ナポレオンは皇紀に対する贈り物を用意します。 
 時計宝飾職人に命じて作らせたブレスレットと時計が一体となった宝飾品。
 これはどう考えても”腕時計”ではありませんか?ではその頃、ジャガールクルトはどのような時計を製造していたのでしょうか? 
 こちらはおよそ1900年頃、腕時計が正式に開発される前のお話です。
 ジャガールクルトは女性向けにペンダントやブローチ、リングウォッチなどの独創的なモデル開発・発表を行っていました。
 そう、既に懐中時計という枠組みに囚われない発想で時計を開発していたのです。そんな中、来たるべくしてやってきた1929年 レディースウォッチ界に革命をもたらしたムーブメント ”キャリバー101” をジャガー・ルクルトは開発しました。 革新的なキャリバー101ジャガー・ルクルトが開発したキャリバー101は、超軽量・超小型という革新的なムーブメントでした。 パーツ数98個、厚さ3.4mm、重量はわずか1gと現代でも世界最小のムーブメントとして名を馳せています。 
 サイズ比較対象が”マッチ棒の先端”であることから、いかに小型かということをご理解いただけるかと思います。当時からレディース腕時計は宝飾品のような着用感で楽しむものでした。 
 その時、ジャガー・ルクルトが開発したような超小型ムーブメントを採用すれば、デザイン面での制約なく、現代まで続くレディースウォッチの礎を築くことができたのです。代表的なエピソードで言えば、1953年のエリザベス2世女王陛下の戴冠式で実際にこのキャリバー101が搭載された腕時計が着用され、ダイヤモンドがたくさんあしらわれたブレスレットと見紛うほどだったと言われています。 
 ここに乗せることは難しいですが、調べてみると当時の写真も見ることができますので、ご興味があれば”エリザベス2世 ジャガー・ルクルト”と検索してみてくださいね。ジャガー・ルクルトは驚くことに、このキャリバー101を現在も製造し続けています。  当時と同様にまるでブレスレットのようなデザインで、腕時計だと言われても疑ってしまうような雰囲気がありますよね。 
 約100年前に開発されたムーブメントを現代も作り続けることは、真のマニュファクチュールとしてのプライドや情熱があるからこそできることなのだと思います。ジャガールクルトが製造するレディースウォッチ ”ランデヴー”さて、では本題のジャガー・ルクルト ランデヴーコレクションについてのお話です。 ランデヴーコレクションは、どのモデルも”実用性”と”ラグジュアリーさ”を両立させた稀有なレディースウォッチだと思います。 ジャガー・ルクルトは常にムーブメントを完全に自社で製造します。 
 1833年から続く歴史で製造されたムーブメント、その数は1000種類を超えます。それだけの製造ノウハウや技術力が結集すれば、ジャガールクルトらしいレディースウォッチコレクションが誕生するのは必然と言えるでしょう。 正統な歴史通り、ランデヴーはジュエリーのような輝きとダイヤルの精密なギョーシェが魅力のモデルが多く存在します。 
 ダイヤモンドをふんだんに使用したこのモデルは、褪せることのない輝きを常に腕元で放ってくれるに違いありません。
 アラビア数字のデザインと放射状のギョーシェがどこか柔らかい雰囲気を演出しており、柔和なデザインにまとまっていることがわかります。そのうえで、裏蓋をシースルーバックにすることで、マニュファクチュールとしてのムーブメントへの自信を表しています。 
 自動巻き機構で使いやすさ抜群。
 刻印からわかる通り、1000時間コントロールテストも合格して精度も抜群。
 更には皆さま御存知の通り、ジャガー・ルクルトは永久修理を謳っています。また、このシリーズには少し珍しい機能として、ナイト&デイ表示機能を持つモデルがあります。 
 太陽と月が時間の経過ごとに表示される機能です。それぞれ優美なデザインとなっており、レディースウォッチに相応しい機能へと仕上がっています。 機械式時計として最高峰の技術力を持つジャガー・ルクルトだからこそ生み出せるレディースウォッチだと思いませんか? まとめ2012年に登場したランデヴーコレクション。 
 1822年創業のジャガー・ルクルトの歴史から考えるとまだまだ若いコレクションではありますが、だからこそ蓄積されたノウハウと技術力を集結させることができる素晴らしいコレクションに仕上がっています。圧倒的技術力と芸術性あるデザインの調和をぜひお手元でお確かめくださいね! TANAKA 久屋大通店でどのようなランデブーコレクションがご覧いただけるのか、ぜひとも下記からご確認くださいませ。 
 この記事を書いた人  記事を読んでくださりありがとうございます。 
 TANAKA久屋大通店の土田です。
 数ある腕時計の中で、すべてのお客様が“運命の一本”を見つけられるように全力でサポートいたします。
 ご来店の際は是非お気軽にお声掛けください!
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