パネライの創設
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1860年パネライの創設
パネライの創設は1860年になります。高度な積密機器の製達を専門とするメーカーとして始まったパネライは、じきに時計や光学機器の分野でいくつもの特許の認可を受けるようになりました。パネライは、時計の修理や改造を行う工房を設けていましたが、この分野で培われた専門技術のおかげでグイド・パネライ&フィリオ社は、光学と精密光学の第一人者となり、アルチェトリ天文台の光学研究所の協力を得て、特殊なレンズの製作も手がけました。こうして、18世紀初頭からパネライの名声が鳴り響きだしました。それと同時に、ショヴァンニ・パネライが開店し、フィレンツェのサン・ジョヴァンニ広場で繁盛していた《スイス時計店(Orologeria Svizzera)》も、確かな地位を築くようになりました。
パネライは、自身の時計修理工房を構え、イタリア有数の時計店として活用しました。その当時のパネライは、時計の販売のみならず、補修部品や時計関連アクセサリー、精密工具の供給業者としても重要な存在でした。
フィレンツェ初の時計学校としてのパネライとして
パネライの修理工房は、実質的にフィレンツェ初の時計学校になっていました。これと並行して、パネライとイタリア海軍との協力関係もさらに進展し、オフィチーネ パネライは、軍用として特別に設計された、高精度のクロノグラフ機構付きの懐中時計を海軍に納めるようになりました。第一次世界大戦の時期に、パネライが開発したものは、機械式計算機や照準器など多岐にわたりました。
パネライとイタリア海軍の関係
そしてパネライとイタリア海軍の関係は第二次世界大戦の間にいっそう深ます。パネライは有名な腕時計「ラジオミール」(1938年よりパネライが製作)をはじめ、水中コンパスや照準器、水中フラッシュライトやシグナルなどの各種発光器を納入しました。
パネライの製作した腕時計は、水中や過酷な状況でも正確に時を刻み、耐久性に優れていたので、イタリア海軍のダイバーや潜水部隊員は、パネライに対し絶大な信頼を寄せていました。
当時、パネライの技術は、軍事機密として扱われていました。
しかし、パネライの腕時計は、1980年代の終わりまでイタリア海軍の装備品として軍事機密に属していたため、門外不出でした。パネライ初の民間用腕時計が製作されたのは1993年です。このときパネライが発表したモデルが、限定の「ルミノール」と「マーレノストゥルム」でした。
そして世界のパネライとして
1997年、パネライは、新たな腕時計を発表しました。それらの製品は、信頼性や耐久性、視認性といった軍用時計に課せられる厳密な要求仕様がそのまま生かされています。
イタリア海軍特殊部隊の腕時計という伝説のパネライ ウォッチは、市販化が始まったおかげで、今や世界にその名を広めることとなりました。
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