【IWC】スポーティーを品良く着こなす！ポートフィノ・クロノグラフの絶妙なアシンメトリー_IW391031

今回は、IWC「ポートフィノ・クロノグラフ」をご紹介いたします。
スポーティーなクロノグラフ機構と、気品あるデザインの両方を手にした人気モデルです。

モデル名である「ポートフィノ」の由来は、イタリアのリグーリア海岸にある港町にあります。現在も世界で最も美しい港の一つと称されるこの町は、クラシカルで普遍的な美しさが息づいています。

その普遍的な美しさは本モデルのクラシカルなデザインに通じています。

懐中時計のようなふくよかな丸みを持つケース。直線的でシンプルなラグ。リーフ針と呼ばれる柔らかな曲線の針が時計に品を与えています。

クロノグラフは本来、計測機器としてのデザインが前面に出るものですが、ポートフィノは違います。

通常、クロノグラフのインダイヤルはサイズを統一することが多いのですが、ポートフィノはあえてこの秒針の円を一回り小さく設計しています。これにより、ダイヤルに「余白」が生まれ、スポーティーな機能を維持しつつも、控えめで洗練された印象を与えてくれます。

また、3時位置には日付・曜日表示（デイデイト）を配置しています。一見すると左右非対称なレイアウトですが、控えめなスモールセコンドとの対比によって、全体として絶妙な安定感と美しさが保たれています。実用的な機能とデザイン性を両立したIWCならではのデザインだといえます。

細部へのこだわりは、ケースサイドにも現れています。
クロノグラフの操作ボタン（プッシャー）には、1950年代〜60年代のヴィンテージウォッチを彷彿とさせる「ポンプ型」を採用。このキノコのような形状のプッシャーは、ポートフィノが時代に左右されない「普遍的な魅力」を持つ証でもあります。

操作感も心地よく、指先に伝わる確かなクリック感は、機械式時計を所有する喜びを改めて教えてくれます。

「スポーティーでありながら、ドレッシー」

この相反する要素を、イタリアの港町のような穏やかさでまとめ上げたのが「ポートフィノ・クロノグラフ」です。

スーツの袖口から覗くその姿は、誠実さと知性を演出し、休日のカジュアルな装いにはクラス感を与えてくれます。時代が変わっても色褪せないこの名作を、ぜひ店頭で実際に手に取り、その質感と美しさを確かめてみてください。

ポートフィノ・クロノグラフ
品番：IW391031
金額：1,035,100円（税込）

ケース直径：42mm
防水：3気圧
パワーリザーブ：44時間