遡ること、250年前の1755年に、当時スイスの一大時計生産拠点だったジュネーブで、エリート時計職人のジャン−マルク・ヴァシュロンが創業。その後1819年、3代目に当たるジャック・パルテレミーがフランソワ・コンスタンタンを共同経営者に迎えたのを機に、「ヴァシュロン・コンスタンタン」と改称。20世紀の初頭には、グランドコンプリケーションの第1号、パーペチュアルカレンダーを搭載したミニッツリピーター、ムーンフェイズなどを続々と発表。創業250周年を迎えた2005年には、同社の持てる技術を注ぎ込んだ、世界限定7本の「トゥール・ド・リル」を発表。トゥールビヨンを始めとした16もの複雑機構を搭載し、時計史上で最も複雑な一品として同社の技術力の高さを示した。シンプルなドレスウォッチから壮大な複雑時計まで、時計作りを極めて迎えた2005年は、同社の新たな歴史のページを開く年だったといえる。

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