ジャガー・ルクルト ジュワイアリー101
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物質を意のままに操り、世界で最も小さい時計ムーブメントを作ること。この常軌を通したアイディア、信じられない挑戦に・1929年、ジャガー・ルクルトはキャリバー101によって挑みました。
この時以来、ジャガー・ルクルトの最高の時計職人たちが純粋な驚きといえるこのミクロの機械に名人技を発揮しています。
1920年代、時計製造業界では、腕時計は懐中時計に匹敵する信頼性を持つことができないと、誰もが思っていました。腕時計のあまりにも小さいケースが、機械の小型化という難題を突きつけていたのです。この困難な問題を解決するため、ルクルト社は発明の精神とノウハウを全面的に使いました。そして出来あがった時計は、創意工夫に満ちたものであると同時に、エレガントなものでした。
ルクルト社が作り上げたキャリバー・デュオプランは、その名の通り、重なり合う「二つの面」から成っていました。それはまさに信頼性と精度にエレガントさを融合させたものだったのです。この成功を受けて、並外れたアイディアが生れました。いっそのこと、世界最小の機械式キャリバーを作ってみたらどうだろうか?物質と時に対するこの挑戦は、最高の時計職人たちの自尊心を刺激するものでした。
こうして1929年、デュオプラン シリーズの最上級のムーブメントであるキャリバー101が彼らの手によって作られたのです。三世代を経た今日でもなお、ジャガー・ルクルトは、他のメーカーがもっと小さなムーブメントを考案することを、首を長くして待っています。しかしそのような企ては不可能に近いでしょう。98個の部品で構成されるキャリバー101は、重さ1グラム足らずで、寸法は約0.2立方センチメートル、すなわち14×4.8×3.4 mmしかないのです。その小ささに比例して、この傑作は稀少なものとなっており、ごく限られた数しか製造されません。というのも、このキャリバーの極めて小さな部品を組み立てる技術を習得している時計職人は、片手の指の数ほどしか存在しないからです。
組み立てるだけでも凄いことなのですから、ましてや調整することの凄さは、推して知るべしです。純粋な驚きといえるこのミクロの機械は、その21,600振動/時のテンプによって、精度という贅沢さまでも与えられています。ほとんど時が消失してしまいそうなくらい小さなダイヤルの腕時計にとって、これは洗練の極致です。秘密の時、魔法の時…‥。このような技術を持つ宝石には、最高に贅沢な装いが似合います。
極めつけの宝飾時計であるジュワイアリー101は、時代とともに幾度となく姿を変え、最高のジェム・セッターの幻想の赴くままに、ダイヤモンドや宝石を纏ってきました。そうして世に出されたものの例としては、イギリスの女王エリザベス2世が1953年の戴冠式の日に身につけられた腕時計が挙げられます。



