IWC(インターナショナル ウォッチ カンパニー)

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1993年のことです。IWCの記念すべきこの年を華やかに祝ったのが「イル・デストリエロ・スカフージア」でした。「シャフ八ウゼンの戦闘馬」を意味するこの記念モデルは、これまでの時計がすべて色あせて見えるほどの最高傑作です。創立年からの年数に合わせて125本のみが限定で生産され、発表からほどなくしてすべて完売となりました。

それぞれの製品には、数百時間にも及ぶ精密な作業のあとがよく映し出されています。この腕時計の数多くの機能をすべてリストアップしたところで、当時の時計職人たちの最高の技術を含めて、IWCが達成したあまりにも膨大な成果の、ほんのさわりを伝えることにしかなりません。比較的小ぶりのケースには、750個ものパーツが収められています。さまざまに異なる1つ1つのパーツは、精密工学を駆使して作られ、入念に仕上げが施され、すベてが完璧な八−モニーを保っています。

軸受けには76個ものルビーが使用され、摩擦や損耗が最小限に抑えられています。そして、全部で22の複雑機能と表示が組み込まれています。時、分、秒表示以外に、「イル・デストリエロ・スカフージア」は、ムーンフェイズ、日付、曜日、月名、4桁の西暦を表示する永久カレンダー機能を備えています。他に並ぶものがない巧妙な設計の新しい複雑機構、たとえばIWCの自社内で開発された永久カレンダーやミニッツ・リピーターのような機構などはIWCの特許で保護されています。

IWCポルトギーゼ

この時計はトゥールビヨンを備えており、極限の精度が実現されています。しかし、IWCの創立125周年はまた、驚くべき過去の遺産に光を当てました。それは、ゆったりとした大型ケースとともに新たに復活を果たした「ポルトギーゼ」です。この「ポルトギーゼ」のオリジナルは1930年代に遡ります。当時のIWCは、ポルトガル人から特別な要望に特別な腕時計を製作しました。彼らはポケットウォッチのサイズと精度を活かした腕時計を求めていました。そこで、IWCは最も信頼性の高いポケットウォッチ用ムーブメント、キャリバー89を選び、これをステンレススティールで作られたクラシックなデザインのケースヘと収めました。現在、この「ポルトギーゼ」コレクションのラージサイズの時計は、そのすばらしい魅力で高い人気を博しています。

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