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IWC 画期的な業績の一つに

永久カレンダーを製作した理由は、83個のパーツから構成される複雑機構を用い、あらゆる点で独自性を備えた永久カレンダーを考案してグレゴリオ暦を制覇したいと考えたからです。

1年の長さは、厳密にいうと365日5時間48分46秒で、小数点表示を使えば365.242199日になります。グレゴリオ暦の1年はこれより約4分の1日短かく、そのため4年毎に2月29日を設けて差を調整します。これが閏年です。したがって、西暦の数字が4で割り切れる年はすべて閏年になります。しかしこのように調整すると、今度はグレゴリオ層のほうがわずかに長くなります。そのため新しい世紀の最初の年(年号の最後の二桁が00になる年)で、なおかつ400で割り切れる年を閏年と定めました。この暦にしたがえば、1700年や1800年、1900年は平年で2月28日までしかなく、一方1600年や2000年は閏年になって2月29日が存在するのです。そこでIWCは、前もって長さが不規則に異なる12ケ月、年、世紀を厳密に計算し、それらを1つのカレンダーに統合することに挑みました。IWCが開発した永久カレンダーは、日付、曜日、月、4桁の西暦を表示するように設計されています。そしてそれは、500年も先まで表示するこのとのできる画期的なものでした。

ただし、センチュリースライドの交換は必要となります。この永久カレンダー機構は、2100年、2200年、2300年を除いて閏年を正確に認識しています。グレゴリオ層の場合、これらの年は閏年にならないため、3月1日になる前に時計技術者の手でわずかに修正を加えなくてはなならいのです。永久カレンダーの作動メカニズムがいかに複雑なものかをご自分の目で確かめたい方は、ぜひIWCのホームページにアクセスしてください。

(http://www.iwc.ch/mechanics/innovationsの項目参照)

永久カレンダーの例として、「ダ・ヴィンチ」の内部の仕組みと構造がおわかりいただけるでしょう。そして、「ダ・ヴィンチ」のメカニカル・ムーブメントは、時、分、秒を純粋に機械的に表示します。さらに8分の1秒単位で厳密に計測できるクロノグラフ機能をはじめ、ムーンフェイズ及び日付、曜日、月、4桁の数字による完全な西暦を表示する永久カレンダーを備えています。しかも驚くべきことに、この複雑な永久カレンダーのあらゆる操作がリューズ一つで行えるのです。

センチュリースライドによって新たなミレニアムに切り替わる1000年に一度の瞬間を味わえる点も見逃せません。

このような機構の背後には、1:63億1584万という歯車の減速比があります。つまり100年でムーブメントのテンプは252億2880万回振動するのに対し、センチュリースライドはわずか1.2mm上方に移動します。このセンチュリースライドを送るのが、西暦の10の位を表示する回転ディスクに設けられた小さな爪です。センチュリースライドには19、20、21の数字が描かれており、西暦2199年12月31日を迎えるまで正確に永久カレンダーの表示を行います。

永久カレンダーを備えたIWCのその他の新しいモデルにも全て、西暦2200年から2499年までの表示に使う22、23、24の数字を記した交換用のセンチュリースライドが付属しています。

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